実在性(読み)ジツザイセイ

デジタル大辞泉 「実在性」の意味・読み・例文・類語

じつざい‐せい【実在性】

事物事象意識から独立して客観的に存在するありよう。→観念性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実在性」の意味・読み・例文・類語

じつざい‐せい【実在性】

  1. 〘 名詞 〙 観念と違って、客観的に存在するという性質主観とは独立した、客観的なあり方。自然科学で、科学的手続きを通して帰納されたこと。現実性。⇔観念性
    1. [初出の実例]「噂から噂に飛んだ、極めて実在性の薄いゴシップ」(出典:新感覚派の誕生(1924)〈千葉亀雄〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android